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2024/02/02
ニュースリリース

東京都 及び 公益財団法人東京都環境公社が実施する「新エネルギー推進に係る技術開発支援事業」で採択

大陽日酸株式会社
商船三井テクノトレード株式会社
株式会社seso

この度、大陽日酸株式会社、商船三井テクノトレード株式会社、株式会社seso、株式会社MOTENA-Sea(商船三井テクノトレード株式会社90%出資)の4社は、東京都及び公益財団法人東京都環境公社が実施する「新エネルギー推進に係る技術開発支援事業」に対して、「水素燃料を活用した電気推進観光船導入に向けた、洋上における水素サプライチェーン構築(以下「事業」)」を提案し、採択されました。

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水素は自ら作り出すことのできる資源であり、地産地消が可能かつ最も有効な資源といえます。日本の地理的特性を考え、海水を活用した水素製造技術を確立していくことはエネルギーBCPの観点から将来国内での水素製造の可能性を引き出す契機となると考えます。今回の事業では、東京都におけるGHG削減およびエネルギーBCPのため、海水を活用した洋上(台船上オンサイト型水素ステーション)での水素製造と、水素燃料船への水素供給といった洋上に於ける水素サプライチェーンの構築を進めます。

事業概要については以下の通りです。
(1) 事業期間:2023年12月~2026年12月(3年間)
(2) 事業内容
① 台船上オンサイト型水素ステーションの製造、水素燃料船への供給実験を目指した安全性評価、設置場所の決定、詳細設計
② 東京都内における水素燃料船の利活用促進策の検討・実証

なお、本事業で利用する水素燃料船は、株式会社MOTENA-Seaが建造を進めている水素・バイオ燃料ハイブリッド型電気推進観光船「HANARIA」を想定しています。
(*参照:https://hanaria.jp/
 
【台船上オンサイト型水素ステーションのイメージ】

【各社の役割】

水素供給設備の検討

大陽日酸㈱

関係官庁との調整

商船三井テクノトレード㈱

経済性評価及び環境評価

商船三井テクノトレード㈱

安全性評価(リスクマネジメント)

商船三井テクノトレード㈱

船舶への水素供給に関する検討

商船三井テクノトレード㈱

水素燃料船事業推進に係るコンサルティング

㈱seso

※事業全体の取りまとめは、代表企業である大陽日酸が行う

【本件に関するお問合せ先】

大陽日酸株式会社

広報部 TEL:03-5788-8015

商船三井テクノトレード株式会社

水素ビジネスデザイン部 TEL:03-6367-5337

※株式会社sesoに関しましては、商船三井テクノトレード株式会社宛にお問い合わせください