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宇宙開発への貢献

小惑星探査機「はやぶさ」は様々な困難を克服し、
約7年間、約60億キロの厳しい旅路を終え2010年6月小惑星「イトカワ」からのサンプルを地球に届けました。
小惑星の微粒子を持ち帰ったことは世界で初めての快挙であり、持ち帰られた微粒子の分析により、
太陽系の誕生の謎に迫る新たな有益な情報が発見されています。

当社の極低温・高真空技術を結集したスペースチェンバーは、
この「はやぶさ」で使われた推進用イオンエンジンの長期にわたる開発試験にも力を発揮しました。

地上で再現する宇宙空間。

大陽日酸のスペースチェンバーは、地球上で宇宙空間を再現するための装置です。宇宙空間の冷暗黒・超高真空などの極限環境を忠実に再現し、部品レベルの開発試験に使う超小型から、衛星全体のための超大型まで幅広い領域で提供しています。

JAXA筑波宇宙センターの大型スペースチェンバー(提供:宇宙航空研究開発機構)の画像

JAXA筑波宇宙センターの大型スペースチェンバー
(提供:宇宙航空研究開発機構)

電気推進耐久試験装置(「はやぶさ」のイオンエンジン試験装置)(提供:宇宙航空研究開発機構の画像

電気推進耐久試験装置(「はやぶさ」のイオンエンジン試験装置)
(提供:宇宙航空研究開発機構)

宇宙空間は冷暗黒・超高真空の世界で空気は存在しません。
冷暗黒の環境を作り出すため、スペースチェンバー内部にはシュラウドが設置され、このシュラウドは当社の極低温技術によりマイナス177℃以下の極低温に冷却することが可能です。またこの内側(衛星側)には光をほとんど吸収してしまう特殊な黒色塗装が施されています。
さらに、空気が存在しない状態を作るために、真空ポンプによる真空排気はもちろん内部の極低温に冷却した面への分子の吸着も併せて行い、超高真空の環境を作り出しています。

大陽日酸のスペースチェンバーが使われた主な衛星・探査機

  • 太陽観測衛星「ひので」(SOLAR-B): 2006年9月打ち上げ、運用中
  • 赤外線天文衛星「あかり」(ASTRO-F): 2006年2月打ち上げ、運用終了
  • 水星磁気圏探査機「みお」(MMO): 2018年10月打ち上げ、運用中
  • 金星探査機「あかつき」(PLANET-C): 2010年5月打ち上げ、運用中
  • 小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」: 2010年5月打ち上げ、運用中
  • 月周回衛星「かぐや」(SELENE): 2007年9月打ち上げ、運用終了
  • 惑星分光観測衛星「ひさき」(SPRINT-A): 2013年9月打ち上げ、運用中
  • 小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2): 2014年12月打ち上げ、運用中
  • ジオスペース探査衛星「あらせ」(ERG): 2016年12月打ち上げ、運用中