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お客さまとの関わり

産業ガスを安全かつ安定的に供給するために、
保安管理体制及び品質管理・品質保証体制を構築するとともに、
情報の適切な管理にも努めています。

保安及び品質・製品安全管理体制

当社グループでは、「保安管理規程」「品質・製品安全管理規程」に基づいて、社長を議長とする「技術リスクマネジメント会議」を毎年開催し、技術リスクマネジメント社長方針に基づいて年度ごとの保安や品質等に関する重点取組事項を決定しています。日本国内及び海外のグループ会社では、「技術リスクマネジメント会議」での決定事項を各地域での推進会議を経てそれぞれの年度活動計画に盛り込み、実施を徹底しています。

保安及び品質・製品安全管理組織図
保安および品質・製品安全管理組織図の画像

※特定事業所とは、本部所管の工場、研究所が主となる混在事業所で、保安上一体で管理が必要な事業所です。

保安管理

当社グループでは、『「ガスを売ることは安全を売ること」の精神に則り自主保安を確実に実践する』との社長方針のもと、社長をトップとした保安管理体制を構築し、保安管理を徹底しています。
日本国内では、特殊ガスに係る輸送時やお客さまの消費時において、ガス漏洩などの緊急事態に迅速に対応できるよう、全国に55カ所の緊急出動事業所を指定し、必要な防災資機材を配備しています。緊急事態に対応できるように年1回以上の出動要員の教育・訓練を実施し、約330名の出動要員が登録されています。
さらに、お客さまに産業ガスを安全に使用していただくために、産業ガスの性質、危険性、取り扱い方法などについての「保安講習会」をご提案、実施しています。生産部門を有する社内及び関係会社の事業所では、自主保安活動の成果を表彰する安全表彰制度を設けています。
海外では、お客様に安全に安定して製品をご提供できるよう、定期的に従業員の技術スキル向上のための教育を実施するとともに、生産工場では安全パトロールを実施、改善し、常に安全確保に取り組んでいます。また、海外現地法人の安全管理者を一同に集めた安全会議を毎年開催しています。2019年3月期はベトナム・ハノイで開催し、技術スキルの向上と安全意識の維持向上を図りました。
国内及び海外共通の取り組みとしては、2018年6月に川崎市の川崎水江事業所に研修施設であるテクニカルアカデミーを開設し、事故や労働災害の低減を目的として、高圧ガスの物性や労働災害発生原因の多くを占める転倒・転落・挟まれを体感できる装置を用いて危険体感講習を実施するとともに、各種ガス設備のカットモデルの展示や労働災害事例及び安全文化醸成のための講習会なども実施しています。今後もさらに危険体感講習開催を促進し、事故や労働災害の撲滅を図ります。
また、グループ全体の統一技術基準の作成にも取り組んでおり、これにより世界中どこでも高いレベルの安全管理が実施できることを目指しています。

所管部署幹部査察及び保安・環境監査の実施

社内事業所及び保安・環境・品質などに関する技術リスクを管理する関係会社を対象として、所管部署幹部査察及び保安・環境監査を実施しています。 所管部署幹部査察は、大陽日酸の本部長、支社長が関係会社の保安・環境活動の実態について、経営者の視点で査察を行います。
また、保安・環境監査は、企業コンプライアンスの徹底や事故の未然防止などを主眼に、技術監査部が原則5年周期で海外の関係会社も含め実施しており、2019年3月期は日本国内で15社24事業所、海外ではアジアを中心に2カ国2社5事業所で実施しました。米国や欧州ではそれぞれ内部監査が行われ、技術監査部と情報交換しています。

品質管理・品質保証

当社グループでは、「高度化、多様化するお客さまおよび社会の要求事項を的確に把握し、最適な品質を提供する」との社長方針のもと、製品・サービスの品質維持と向上を図るため、品質管理・品質保証活動を推進しています。
その中でも、昨今の品質管理・品質保証に関する社会的要請が高まる中、当社グループでは、これまでの活動の再確認とコンプライアンスの徹底のため、品質管理・品質保証体制の再点検を国内関係会社に実施し、さらに海外関係会社にも広げて実施しています。

品質マネジメントシステム

当社グループの主要製品である酸素、窒素、アルゴン、それらを製造する空気分離装置や貯蔵する供給設備をはじめ、半導体関連機器や工事、医療用ガスや機器、ヘリウムガス、水素ガスなどの製品・サービスは、関連する事業部門や関係会社において、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001の認証を取得し、それを効果的に運用することで、お客さま満足の向上と継続的な改善に取り組んでいます。
また、液体酸素・液体窒素・液体アルゴン及び特殊ガスについては、製造部門に加えて、営業部門や物流部門においてもISO9001の認証を取得しており、製品そのものの品質だけではなく、安定供給に向けた体制やサポートなどの仕組みづくりにも活用しています。
当社では3部門、国内及び海外関係会社では55社(2019年4月1日現在)がISO9001認証を取得、2015年版の移行をすでに完了していますが、今後もお客さま満足の向上及び継続的な改善を目指し、品質マネジメントシステムの効果的な運用に努めていきます。

分析管理事業所認定制度

産業ガスの品質は、確かな分析管理により裏付けされるものといえます。当社グループでは、お客さまに最適な品質を提供するために、分析管理事業所認定制度を設け、ガス生産工場の分析管理能力向上に努めています。

製品安全

当社グループでは、「製品の全ライフサイクルにわたってリスクを低減し、安全・安心な製品を提供する」との社長方針のもと、お客さまに安心して製品をご使用いただくために、製品安全審査体制を構築しています。
多くの製品は設計段階からリスクを低減するよう検討され、使用時だけではなく、製造、輸送、修理、廃棄等における製品の全ライフサイクルにわたって安全性を考慮しています。その後、製品安全審査を実施し、社内資格を有する者によって製品の安全性を評価し、各本部または関係会社の代表者が製品安全適合宣言を行うことで、安全性を確保した製品を提供しています。

情報の管理

企業の情報漏洩が社会問題として大きく取り上げられ、企業にとっては、事業活動を通じて知り得たお客さまの秘密情報を管理・保護することは重要な社会的責務です。
当社では、組織的な管理をより強化すべく、2018年3月期に発足した情報管理委員会のもと「情報セキュリティ管理規程」を策定し、自社及びお客さまの情報の適切な管理に努めています。
情報の管理体制を維持するため、役職員に対する関連法改正の周知等の定期的な啓発活動、関係会社に対する指導により、グループ全体での管理強化を推進しています。

情報の管理方法

  1. 情報セキュリティ管理規程に基づき、統括責任者が全社の情報セキュリティを統括し、各本部に管理責任者及び管理推進者、そして部署ごとに管理者を設ける。
  2. 管理者が部内の秘密情報を特定し、秘密の程度に応じて「極秘情報」「社外秘情報」の2種類に区分する。
  3. 秘密情報へのアクセス制限等については、必要な措置を講じる。
  4. お客さまから開示された秘密情報は、自社の秘密情報と同等以上に管理する。
情報セキュリティ管理体制

情報セキュリティ管理体制の画像