産業ガス/窒素N2

窒素の物理的性質

窒素は無色・無味・無臭のガスで、空気の約78%(容積比)を占めているほか、たんぱく質やアンモニアなどの窒素化合物として、自然界にたくさん存在しています。常温では化学的に不活性で、他の物と化合することはありません。工業的には、空気を冷却することにより酸素、アルゴンなどとともに分離・精製して製造されます。

窒素の物性

化学式 N2
分子量 28.01
ガス密度 1.251kg/m3(0°C、1atm)
液密度 0.809kg/L(沸点)
比 重 0.97(空気=1)
沸 点 77.4K(1atm)
融 点 63.3K(1atm)
臨界温度 126K
臨界圧力 33.5atm、3.399MPa
蒸発潜熱 47.7cal/g、199kJ/kg(沸点)

窒素の用途

不活性の性質を利用して、半導体製造や化学品の酸化防止、防爆での用途のほか、金属熱処理や食品の封入ガスとして利用されます。また、液化窒素は-196℃の極低温で冷凍食品製造装置、宇宙環境試験装置、超電導装置などで使われています。

化学プラント

窒素を利用した機器

  • 熱処理システム
  • 反応熱除去システム
  • 液化窒素式食品急速凍結装置「マジックフリーズ」
  • 液化窒素式低温粉砕装置
  • クリーニング保安システム