ヘリウム再凝縮装置

製品概要

ヘリウム再凝縮装置は、装置内で蒸発した液体ヘリウムを冷凍機で再凝縮することで
ゼロボイルオフ化し、液体ヘリウムの補充を不要にする装置です。

装置の稼働に欠くことができない液体ヘリウムの『管理軽減』や『ランニングコスト削減』に寄与します。
また、装置に1to1で接続することで、液体ヘリウムガスの再利用時の装置内汚染防止策としても有効です。

超低温機器はその特性から、お客様のご要求が多岐にわたり、 ニーズに合った製品細部の設計が求められます。
そのため、当社は(装置)開発から設計、製作までを 一貫して行うことで、スピーディーな対応とご提案が可能です。
ぜひ、お気軽にお問合せください。




      

製品ラインナップ

当社ヘリウム再凝縮装置の型式選定はお客様の所有されている装置内の液体ヘリウム自然蒸発量(L/day)を確認することで可能です。
本装置で再凝縮が可能な液体ヘリウム自然蒸発量は1L/day~18L/dayです。

①NMR装置取付型 1ℓ/day タイプ

♦用途例(対象機器)

・NMR装置内のヘリウムガスの再凝縮

                                                                             


 

♦特徴

GM冷凍機による低床タイプ
防振用ベローズ搭載
長期間の安定自動運転が可能
既存NMRへの後付が可能
液体ヘリウムのトランスファー不要

♦仕様

 TRG-305DS
再凝縮能力(300K Heの場合) 1L/日(参考値) 
冷凍機 4KGM冷凍機 RDE-313D4 
 ユーティリティ(電源) 圧縮機:三相AC200V,50/60Hz(推奨ブレーカ50A)
制御ユニット:単相AC100V,50/60Hz(推奨ブレーカ10A)
 消費電力 定常時 7.5kw(60Hz) 
 メンテナンスサイクル(推奨) 冷凍機:10,000hr
圧縮機:30,000hr 
 寸法(※突起部含まず) 本体:Φ190×H660
制御ユニット:W530×D400×H660 
 トランスファーチューブサイズ Φ9.53 
 天井の必要高さ FL+3,000mm(BRUKER製 ASCEND400の場合) 

 



②各種装置用汎用型 6~18ℓ/day タイプ

♦用途例(対象機器)

・SQUID帯磁率測定用クライオスタット
・超電導マグネットクライオスタット

・希釈冷凍機クライオスタット
・物性測定クライオスタット

                    定常時                            上昇時
       

♦特徴

GM冷凍機を使用したモデル(330PTは、パルス冷凍機)
既設のPPMS/MPMS装置、液体ヘリウムデュワーに後付が可能
制御ユニットとの組合せにより長期間の安定した自動運転が可能
蒸発するヘリウムガスを回収・再利用し、ランニングコストを大幅低減

♦仕様

 
 TRG-375DS TRG-340DS TRG-330PT
再凝縮能力(300K Heの場合) 18L/日 10L/日 6L/日
搭載冷凍機 RDK-415 × 2 RDK-408 × 2 SRP-082B 
 ユーティリティ(電源) 圧縮機:三相AC200V,50/60Hz
制御ユニット:単相AC100V,50/60Hz
消費電力 13kW/15kW(50/60Hz)  6.5kW/7.5kW 
 冷却水量
(空冷タイプも対応可能です)
14~20L/min (4~28℃) 7~10L/min (4~28℃) 
 メンテナンスサイクル
(推奨)
循環ポンプ  10,000hr
10,000hr
 冷凍機 10,000hr  20,000hr
 圧縮機  30,000hr   30,000hr
 寸法(※突起部含まず) W740×D740×H1670  本体:
Φ200×H700
制御ユニット:
W500×D580×H835
 
 トランスファーチューブサイズ Φ12(バルブ付:Φ15) Φ12 
 天井の必要高さ 約2,500mm
(100L型LHe容器の場合) 
約2,900mm
(物性測定クライオスタットの場合)

導入事例

あるお客様の液体ヘリウムデュアーを用いた超低温の実験では、
毎回液体ヘリウムをトランスファーすることで、液面を管理しながら実験業務を行っていました。
液面が下限までくると再度トランスファーする必要があり、本来の実験以外で業務コストが発生しており、課題となっていました。

そこで、弊社のヘリウム再凝縮装置を導入。
既存の液体ヘリウムデュアーに設置ができるため、今までと同じ実験装置を使うことができました。
さらに24時間の無人運転で、ヘリウムの液面をずっと保持してくれるので、実験に集中することができるようになりました。

よくある質問

Q. 装置の製造能力や処理可能なサイズ・材質の範囲はどの程度ですか。

装置が4タイプ有、供給能力、装置サイズも異なる為、別紙カタログを参照して頂き現状の蒸発能力に有った装置を提案させて下さい。

Q. 設置に必要なスペースはどのくらいですか。

現場寸法の確認をさせていただき、配置図にてご確認頂くこととなります。

Q. デモテストの対応は可能ですか。

基本、配送費用は有償にはなりますが、対応は可能です。必要な凝縮能力含め打合せをさせて下さい。

Q. 他社製品と比較した際の独自性や優位点は何ですか。

TNは能力のバラエティが高く、LHEを販売している国内唯一のガス販売会社が製造している装置となります。

Q. 装置のメンテナンスについて教えてください。

各装置毎に異なりますが、冷凍機・圧縮機のメーカー推奨時間にて対応して頂く事を推奨しております。

Q. よく引き合いのある業種・用途について教えてください。

納入実績は20数台の実績で20年以上ご使用頂いております。

Q. 標準納期について教えてください。

設置までを含めると標準で約8カ月。(各機器に寄ります)

Q. 納入までの流れについて教えてください。

お客様の現地確認後、各機器の仕様を確定して頂きご発注後6カ月で納入となります。

カタログ

工業ガスユニット ガス事業部 営業開発部

TEL:03-5788-8305

お問い合わせはこちら