AKIRA OSHIMA 大島 章

管理企画部門

管理本部 主計部 グループ会計課
2005年入社/経済学部 総合経済学科 卒

会計・税法を理解し、
数値によって会社の成績表を作成。
市場における価値向上の一翼を担う。

My Work

会社の経営成績をまとめる部署

経理部は、主に工業ガスビジネスによる日々の取引を会計帳簿にまとめ、決算資料作成や業績分析を行う部署です。中でも、私の所属する主計課は、主に当社の決算業務と税務業務を担います。
決算業務は、主に当社の業績を株主へ数値で報告する有価証券報告書の作成や公認会計士の監査対応および、当社の各部署から寄せられる当社業績に関する質問への対応を行っています。有価証券報告書は、市場における企業の価値を決める指標の一つになっており、この資料の作成には企業会計基準というルールに沿った資料作成が義務づけられており、作成した資料に対しては監査法人の監査を受けなければなりません。かつ、現在は日本の企業会計基準がヨーロッパの国際会計基準との歩調を合わせる時期に当っており、毎年のように新しい会計基準の導入が進められています。新しい会計基準への対応のため、監査法人が開くセミナーなどに参加し、新基準の理解とそれに即した会計ルールの知識習得に励んでいるところです。
税務業務は、主に当社の法人税の申告と納税です。1年間の利益から法人税法に従い税金を計算し、国や都道府県、市町村ごとに申告書を作成・送付し税金を納付する作業を担当しています。特に、地方への申告は、都道府県、市町村含めて100カ所を超え、それぞれに申告書を作成・送付しなければならないため、作業量は膨大です。また、税務業務も決算業務同様に、ルールに則り業務を進めていく必要があります。

Challenging

企業活動と会計・税法の間をつなぐ

会計基準や法人税法というものは、国内で事業を展開する法人すべてを対象としたルールであるがゆえに、大枠を取り決めた条文で記されていることが多いものです。一方、企業活動は日々発展、流動的に動くもので、その活動内容と条文が完全に一致しないケースが多々発生します。そのような場合、社内各部署から法的にどう処理すればいいか、法律上問題はないのかといった問い合わせを受けることになります。前例がすぐに分かれば、即答することもできるのですが、条文を吟味し、前例を調べ、法的にどう解釈すればいいのか、時間をかけて慎重に回答しなければならないことも多く、他の業務と同時並行で行うと残業を免れないこともしばしばあります。
しかし、自分で調べ考える時間を持つことが経理知識の習得につながり、質問への回答に責任を持つことが社内の人との信頼関係に結びつくことを思えば、「若い頃の苦労は買ってでもしろ」という言葉の意味がよく分かります。それに、社内の人から感謝の言葉をかけられたときは、やりがいを感じることもできます。

Message

仕事に責任を持つことで見えてくることがある

どんな仕事にも共通することですが、自分の仕事に責任を持つことが重要だと思います。相手の信頼を失っては、自分の立場も危うくなります。ですから、日頃から自分の仕事には一生懸命取り組み、問題がないか誤りがないかを常に確認することが求められると思います。それに、責任を感じながら仕事を完遂した後というのは、なんともいえない充実感を味わえるものです。
私の場合は、実家が自営業をしているため、小さい頃から商売の厳しさや喜びを見てきたつもりでしたが、いざ、自分がお金をもらって仕事をすると、その厳しさや喜びの大きさをあらためて実感できます。この差の根底には、責任感の重さがあると思うのです。

My History

1982

佐賀県生まれ。田んぼだらけの田舎町で育つ。実家が料理屋をしていたこともあり、小中高と休日は家の手伝いをしていた。

幼少期
2001

長崎の大学へ進学し、街づくりを研究する研究室に所属。商店街活性化のため、空き店舗を利用した無料の休憩スペースや商店主・地域住民との勉強会を運営したり、子育て世帯を対象としたアンケートを実施し、子育て環境を向上させるために調査結果の報告会を開いたりした。

大学時代の研究室の仲間と(後方右端)
2004

2月頃から就職活動を開始。エントリー数はおよそ100社。その中で大陽日酸(株)を受ける。入社の決め手は、「この人とだったら一緒に仕事をしたいな」と思わせる採用担当者の人柄だった。

2005

大陽日酸(株)入社。(株)日酸総合サービスへ配属となる。

2007

経理部主計課へ異動。前の部署より忙しい日々が始まる一方、先輩社員の勧めでテニス部へ入部する。

会社のテニス部のメンバーと(後方右端)
2008

新基幹システム導入により、通常業務以外に、新システムでの決算処理方法の習得や各所からの問い合わせに追われる日々。退社が深夜になることもあった。

2010

気が付けば入社6年目。後輩もでき、先輩社員として恥ずかしくないよう、さらなる飛躍を求めて仕事に打ち込もうと気持ちを新たにする。

Episode

会計は法律を扱う仕事

「会計とは、数字を積み重ねるだけが仕事ではない」入社3年目に現在の部署へ異動するまで、私は「会計は1円の間違いもなく帳簿をつける」ことだと思っていました。だから、この仕事に向いている人は、簿記などの資格を持っている人なのだと思いこんでいたのです。この話を、ある課長にしたとき、「会計は、法律を扱う仕事だよ」と言われました。「帳簿の数値の積み重ねが会社の決算書になるが、帳簿をつけるための多くのルールを理解した人間でなければ正しい決算書は作れないんだ」という言葉に、会計の仕事へのイメージが大きく変わりました。簿記はベースであって、実際の業務を遂行するうえでは、法律を理解し、会社の事業をどう帳簿へ落とし込んでいくかについて論理的に考えられるかが重要。それが会計の仕事なんだと気付かされたとき、この仕事に対する強い責任感を感じるようになりました。