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メタン分離方法、装置及びメタン利用システム -産業ガス分野

バイオガスからメタンと二酸化炭素を同時に製造 (登録特許第5061328号)

本特許は、膜・吸収ハイブリッド法を用いて、バイオガス等の混合ガスから、主成分であるメタンとCO2とを効率よく分離する方法および装置に関するものです。
また、この装置を利用した発電システムに関するものです。

まず、混合ガスと吸収液をエジェクターによって高効率で混合し、メタンとCO2とを気液分離します。このとき、メタンは、高濃度でほぼ100%回収されます。
その後、CO2を吸収したCO2吸収液を、中空糸膜によって、CO2とCO2吸収液とに再分離します。CO2を分離したCO2吸収液は、再びエジェクターに供給され、循環利用されます。
また、この装置は、メタンを燃料とする発電システムなどに組込むことができます。

特長

  • メタンを約90%の高濃度でほぼ100%回収でき,同時に高濃度のCO2を連続で分離可能です。
  • バイオガスとCO2吸収液の混合に充填塔を必要とせず,またCO2吸収液の再生に小型で表面積の大きい中空糸膜モジュールを用いるため分離エネルギーを大きく削減できます。
  • この装置を利用したシステムにより、バイオガス中のメタンを発電などに利用でき、またバイオガス中のCO2を植物育成などに利用できます。

対象装置

  • 膜・吸収ハイブリッド装置(バイオガス関連機器)

※本特許は、公益財団法人地球環境産業技術研究機構殿との共有です。

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