研究・開発/知的財産活動/特許紹介

試料自動入出庫機能付 凍結保存装置 〜クライオライブラリー®〜 -メディカル分野

クライオライブラリー®は、新薬開発や再生医療分野での応用が期待されるiPS細胞、幹細胞などの各種生体試料を液化窒素で極低温状態とした断熱容器内で保存する凍結保存装置です。

クライオライブラリーに関する特許を2件紹介します。両者とも海外特許出願中です。

霜付着防止機能を付加した凍結保存装置 (登録特許第4648444号)

クライオライブラリーでは、生体試料を封入したアンプルはアンプル収納具に収納されてから、凍結保存容器内で凍結保存されます。アンプル表面に付したバーコードにより試料管理を行おうとする場合、断熱容器から凍結保存中のアンプルを出庫したとき大気中の水分が凍って霜となり、バーコード読み取りに支障をきたします。本特許ではこの問題を解決するため、断熱容器とアンプルを入出庫するための入出庫作業空間とを分離し、入出庫作業空間を乾燥ガスで満たし陽圧としました。

特長

  • アンプルへの着霜を防ぎバーコード読み取り操作を確実に行えます。
  • 着霜に起因するメンテナンス頻度を低減できます。
  • 入出庫作業空間への大気の侵入を防ぎ、装置内を清浄に保つことができます。

アンプル自動入出庫管理機能を付加した凍結保存装置(登録特許第4648445号)

従来のバーコード管理に加え、試料の自動入出庫管理機能を付加し、試料管理の確実性を高めた技術です。以下図のように、アンプル収納具の引き抜き・挿入などの一連の操作を自動化するとともに、アンプル表面のバーコード情報とPC等で管理した情報とを連携させました。

アンプル出庫操作の流れアンプル出庫作業イメージ図

特長

  • アンプル取り違え等のヒューマンエラーを防止し、確実な試料管理を実現できます。
  • 目的アンプルの出庫時の常温開放によるダメージを最低限とし、凍結保存中の他アンプルの温度変動を抑えます。

知的財産活動に関するお問い合わせ