産業ガス/液化窒素式食品凍結装置「マジックシリーズ」

液化窒素式食品凍結装置「マジックシリーズ」の特長

-196°Cの液化窒素の冷熱を利用する「マジックシリーズ」は、省電力、ノンフロン化を促進する環境にやさしい急速冷凍装置。低温急速冷凍で鮮度を保ち、また広い温度領域に対応し、様々な凍結ニーズに応えます。

-196°Cの超低温で、おいしく急速冷凍

液化窒素は、-196°Cの超低温液体。凍結速度が速く、食品の細胞破損を抑制して、ドリップロスを抑えます。

白身魚(切り身)の温度別凍結時間比較

白身魚(切り身)の温度別凍結時間 -100°C 12分/-35°C 47分35秒

液化窒素式と冷凍機式凍結による細胞破損の比較

高級海産物(鯛)の細胞写真 液化窒素式装置による凍結 雰囲気温度-120°C 所要時間15分/冷凍機式装置による凍結 雰囲気温度-35°C 所要時間65分 細胞室の細かさに大きな差が見られます

省電力、ノンフロン化で、環境にやさしい

液化窒素(-196°Cの冷熱)を用いるため、電力消費を抑えることができます。また冷媒も不要のためノンフロン化も促進します。

構造が簡単で、壊れにくい

冷凍機・熱交換器がなどが不要のため構造が簡単で故障が少なく、メンテナンスも簡単です。

コンパクト設計で、設置スペースが小さい

シンプルな構造のためコンパクトな設計が可能。工場内占有スペースの有効活用が可能です。

付帯設備も少なく、イニシャルコストが低い

特別高圧電力引き込み、変圧器、チラーユニットなどが不要ななため、電力料金も抑制。アンモニア冷凍式フリーザーのように散水・除害設備も必要ありません。

洗浄が簡単

構造が簡単なので、装置の隅々まで洗い残しなく洗浄することができます。

液化窒素式食品凍結装置「マジックシリーズ」のラインナップ

液化窒素式食品凍結装置「マジックシリーズ」には、主要な製品として、大量凍結処理に適したトンネル型フリーザー「マジックフリーズ」シリーズ、少量・多品種凍結処理に対応するボックス型フリーザー「マジックキューブ」シリーズのラインナップが用意されています。

液化窒素式食品凍結装置「マジックシリーズ」のラインナップ 液化窒素式トンネル型フリーザー「マジックフリーズ」シリーズ 液化窒素式ボックス型フリーザ「マジックキューブ」シリーズ 液化窒素式補助冷却機

液化窒素式トンネル型フリーザー「マジックフリーズ」シリーズ

「マジックフリーズ」シリーズは、液化窒素と製品が効率的に熱交換することにより、凍結品の品質を左右する「最大氷結晶生成温度帯を短時間で通過するため、解凍後のドリップロスが少ない、高品質の凍結処理が可能です。

液化窒素式トンネル型フリーザー『マジックフリーズ』設置イメージ

「マジックフリーズ」シリーズ導入のメリット

  1. ライン化された生産システムに最適です。
  2. フロン・アンモニア冷媒を使用しません。
  3. 運転操作が簡単、凍結処理が短時間(冷凍機式の約1/3の処理時間)で可能です。
  4. 消費電力が少なく、環境負荷低減が可能です。
  5. 生産量変動への追従が容易です。
  6. 凍結処理時間の自由な調整が可能です。
  7. 設備コストが安価です。

※当社調べによる

標準諸元表
型式 MF-100SD MF-200SD MF-500SD MF700SD
凍結能力(kg/h) 75〜150 150〜300 300〜600 550〜800
コンベア幅(mm) 600 600 1200 1200
トンネル長(mm) 4000 6000 6000 8000
全長(mm) 5350 735 7500 9500
最大幅(mm) 1200 1200 2000 2000
最大高(mm) 1900 1900 1900 2000
所要電力(kw) 1.8 2.75 5.45 7.55
電源 200V3相 200V3相 200V3相 200V3相

“3段式マジックフリーズ”ならさらに省スペース、低ドリップロス

トンネルを3段にすると…

概念図

  1. 設置スペースの縮小
    通常の約1/3のスペースに設置できます。
  2. 凍結品質の向上
    製品の裏面までしっかり凍結が可能です。
  3. 洗浄性の向上
    断熱トンネルを油圧シリンダーにて開放し、洗浄に十分な空間を確保しました。
お客様の声
  • 衛生管理の徹底が見直される中で、洗浄作業が簡単なのは、とても助かります。また、衛生面では、庫内の冷気が無菌の液化窒素が気化したガス冷気という点でも安心ですね。
  • 予冷が15分で完了するので、作業時間のロスが大幅に減少しました。
  • これまであきらめていた食品の凍結処理が可能になり、スピードアップとともに新商品開発、取り扱いの幅が拡がり、重宝しています。

液化窒素式ボックス型フリーザ「マジックキューブ」シリーズ

「マジックキューブ」シリーズは、「生産品目が多い」「凍結条件が製品ごとに異なる」「季節的な生産変動が大きい」など、様々なニーズにフレキシブルに対応が可能な、バッチ式凍結装置です。

液化窒素式ボックス型フリーザ「マジックキューブ」設置イメージ

「マジックキューブ」シリーズ導入のメリット

  1. 季節により変動のある特産物に最適です。
  2. 少量多品種生産に最適です。
  3. フロン・アンモニア冷媒を使用しません。
  4. 運転操作が簡単、凍結処理が短時間で可能です(冷凍機式の約1/3の処理時間)。
  5. 消費電力が少なく、環境負荷低減が可能です。
  6. 庫内温度のプログラムが可能です(高精度な凍結処理の実現)。
  7. 設備コストが安価です。

※当社調べによる

標準諸元表
型式 MC-36 MC-350 MC-600 MC-1000
処理量(kg/バッチ) 〜4 〜50 〜60 〜100
トレー寸法(mm) 300×3枚 600×10枚 700×10枚 800×13枚
幅(mm) 875 1100 1200 1690
奥行(mm) 575 1310 1410 1240
高さ(mm) 625 1540 1640 1850
所要電力(kw) 0.4 0.75 0.75 1.5
電源 100V単相 200V3相 200V3相 200V3相

マジックキューブツインタイプ(排冷熱有効利用型)

ツインタイプは、大気放出していた排窒素ガスの冷熱を製品予冷などに有効利用するため、液化窒素使用量の低減が可能です。

概念図

  1. 運転開始時における庫内予冷ロスの低減が可能です。
  2. 製品の初期温度を効果的に下げることが可能です。
  3. プログラム自動運転と交互切替え運転により、液化窒素使用量の約20%低減が可能です。(当社実績)
お客様の声
  • 品質の向上は食品会社の大きなテーマです。ドリップロスの大幅な低減は、重要なポイントになりますね。
  • 庫内の在庫量を減らすことができた上、電気代も抑えられ一石二鳥の効果を上げています。
  • 当社では環境保全への取り組みに力を入れています。ノンフロン冷媒は導入理由の一つです。

液化窒素式補助冷却機

現在お使いの装置の出口(入口)のわずかなスペースで御利用いただけます。

液化窒素式補助冷却機 導入のメリット

  1. 既設ラインへの組み込みが可能です。
  2. 移設可能な構造・運用が可能です。
  3. 必要最低限の占有面積で設置できます。

こんなときに御利用ください。

増産が必要だ!
季節的な増産や納入先からの増産要請に応えなければならない場合
製品の初温が高い!
初温の高い製品の凍結には思ったよりも時間がかかります。