低温分野

低温分野

低温分野では、主に液化窒素の特徴を利用したガス利用技術をご紹介します。

1.液化窒素の特徴

●-196℃の極低温の液体
●常温下で他の物質と反応しない不活性なガス(酸化防止)
●大気圧露点-65℃以下の極めて乾燥しているガス
●気化しても空気中の約78%の成分であり、環境に無害

2.液化窒素の利用用途例(例:~-196℃のガス体又は液体)

●低温環境の提供により化学反応の反応熱を抑制する
●熱処理後の低温処理による金属内応力の除去
●装置、機器、部品の低温環境試験
●極低温環境による物質の脆化・ガラス化・水分含有物質の凍結
●急速冷却による工程のボトルネック改善

他にも凍結や冷却でお悩みのある方や、当社の低温ガス利用技術に興味をお持ちの方は、下記電話番号・お問い合わせフォームより、またはお近くの営業窓口までお気軽にお問い合わせ下さい!

工業ガスユニット ガス事業部 営業開発部

TEL:03-5788-8305

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製品一覧

低温粉砕システム「Bistranza-CM」
プラスチック、ゴムなどの物質を脆化させて粉砕する装置です。
低温反応制御システム
液体窒素と熱媒体(液体など)と熱交換して、低温の液体(~-120℃)を反応槽などへ循環供給する装置です。
サブゼロ装置
均一な温度環境による急速冷却により金属焼き入れ後の残留オーステナイトや応力除去する装置です。 その他、様々な急速冷却用途にも使用できます。
冷凍バリ取り装置「ソフトブラスター(SOFTBLASTA)」
成型ゴムやプラスチック部品などを低温環境下(~-120℃)で脆化させ、ポリカーボネートなどの細かいショット材を投射して「バリ」を取り除く装置です。
粒状・微粉凍結装置「Bistranza-IQF」
液体原料を粒状に凍結加工することで、機能性と可能性を広げます。